パターに直進性が出る鉛の貼り方

最も簡単なクラブチューニングは、鉛(ウエイト)を貼る方法です。これだけのことで特にパターに関しては、直進性やストロークの安定を生むことも。いわゆるバランスアップですが、何度もストロークして試しながら最終仕上げをするのがコツです。

何度も貼ったり剥がしたりして重量を決める


パターのフェース部分

これが愛用のパターでもう5年半の付き合いになります。使用クラブの中で最も長く愛用していまして愛着も深いです。ただ、自分に合った長さを求めて合計3度もシャフトカットをしています。それゆえに、バランスを整える必要に至りました。

パターを上から見たところ

バランス調整は、バランサーなどで計る数値を気にするよりも、実際にストロークしなりボールを打ちながら模索するのが良いと思います。市販の鉛を多めに購入しておき、最初は「少し重すぎるかな?」というくらい貼って、徐々に減らしていきます。

私の場合は「計測用」と「本番仕上げ用」を用意しておいて、計測用で何度も試行錯誤した後、最終的な重量(貼る量)が決まったら、いよいよ本番用を貼って仕上げます。


直進性が出る鉛の貼り方


ゴルフパターソール部分鉛密着の様子

PING型パターの場合、ソール全面を覆うように貼られているのをよく見ます。私の場合はそこまでやると重過ぎたので、トゥー&ヒール貼りにしました。

これは直進性が出るとして有名な貼り方です。さきほどの「お試し用」で重量だけじゃなく、貼る場所もいろいろ考えてこの位置に決めました。

バックフェース(上から見える白い線のあたり)に貼るパターンも試しましたが、見た目があまり格好良くなかったのでやめました(笑)。それと打感と打音の感覚が少し変わったのも気になりました。この2つの理由から消去法で場所を決めました。

ゴルフパター鉛貼り最後の仕上げ

几帳面に考えず雑に貼ったとしても、そう簡単に剥がれるものではありませんが、どうせならキレイに、シッカリと貼りたいと考え、貼ったあとでまず鉛を硬いもので全体的に叩いて空気抜きして密着させました。その後、角を念入りに潰しました。

ゴルフパター鉛貼りの仕上げコツ

四隅を丸くカットするとより安心かもしれません。これですでに3年以上経過。剥がれることもなく補修することもなく最初の貼った時のまま使えています。



パターの長さについて


短いパターの全景

私のパターは32インチで市販品と比べると短いです。短くした理由は、肘を曲げてストロークしたくなかったのと、ショートパットをしっかりと打ちたいので、短く軽くしたかったことです。結果的に短くしたことによって軽くなり過ぎたわけですが(苦笑)。

海外のプロの平均は33センチ強!

TV中継を見ていると、大男揃いの海外(USPGA)選手のパターがとても短く見えることに気づきます。ほんとどのプロが両腕を伸ばしてストロークしています。

なぜ日本人のパターは33〜35インチが多いのでしょう。

「キャディバッグの長さに合わせた」とか、「高麗芝時代の流れ」というのを見たことがありますが、真相は定かではありません。まあ実際に、33インチ以下だとキャディバッグへの収まりが悪くなるというのは経験上事実です。


数あるウエイト調整用の鉛の中からパター向きのものをいくつかチョイス


Tabata(タバタ) ウエイトバランスプレート 2.5g GV-0623

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